肉割れの原因といえば、妊娠や体重増加を思い思い浮かべるひとが多いと思いますが、実は筋肉増強や血流の悪さによることも多いものです。肉割れは一度できてしまうと、基本的に自然治癒することはなく、完全に消すのも難しいといわれています。

そこで今回は、できてしまった肉割れを消す方法と、中でも炭酸ガスによる治療法の効果について、お話したいと思います。

真皮が断裂したことで起こる肉割れの原因

肉割れとは、皮膚の真皮層や皮下組織が断裂して残った跡のことをいいます。肉割れが起こる原因はさまざまで、子どもの場合は成長によるものであることが多く、妊娠によるもの、急激な体重や筋肉の増加によるもの、血流の悪化によるもので起こります。

一度できてしまった肉割れは、自然治癒することはなく、完全に消すのも難しいとされています。

できた肉割れを治療する方法とは

近年の医療技術の向上により、できてしまった肉割れを治療する方法がいろいろと開発されています。美容外科やクリニック、皮膚科、エステティックサロンなどで行われている、肉割れの治療方法をご紹介しましょう。

まず、レーザーによる治療です。これは、レーザーやラジオ波を用いた機器を使い、できた肉割れに照射することで、伸びてしまった皮膚を収縮させたり、コラーゲンの再生を促したり、皮下組織の分解を促すことで、跡を目立たなくするという方法です。

レーザー治療を用いると、肉割れが目立たなくなりますが、1回20000円以上の飛鳥が必要で、何度も通わなければならないので、カウンセリング時に確認をしておく必要があります。

次に、ニューダーマローラーによる治療です。これは、超極細の針がついた電動ニードルを肌にあて、高速振動で皮膚に穴を開けることで皮膚の自然治癒力を高めて傷を治すという方法です。

レーザー治療と比べると、費用が安く、通い回数が少ない病院やクリニックが多いようです。

炭酸ガスによる肉割れの治療方法とは?

最近、注目を集めているのが、炭酸ガスによる治療です。これは、正式名称を「炭酸ガスメソ」といい、海外では10年以上前から、妊娠線の治療に用いられている方法です。

機器を使って、肉割れしている部分に、炭酸ガスを直接注入します。肉割れの部分は皮膚の再生が止まっていますので、そこに炭酸ガスを注入し、意図的に皮膚を傷つけることで、再びコラーゲンを発生させて、回復を促します。

この方法は、やけどや傷跡を消す方法として実績がありますし、レーザー治療に比べるとやけどの心配などのリスクも低いのが魅力です。

治療期間は最低2カ月かかる

肉割れを炭酸ガスで治療する場合、まず病院やクリニックでカウンセリングを受けることから始めます。肉割れの治療の場合は、炭酸ガスの注入は4回が基本とされていますが、体質によって回数が増減する可能性があります。

1回炭酸ガスを注入すると、最低2週間は間隔をおかなければなりませんので、治療期間は2カ月以上に及ぶのが一般的です。夏が近づいてからでは遅いので、冬から春先にかけて、施術を受け始めるとよいでしょう。

そしてもう一つ、炭酸ガスでの治療のデメリットも覚えておく必要があります。まず、炭酸ガスを注入するときに、痛みを感じることがあります。そして、施術後に腫れることもあります。

合わせて、肉割れが広範囲にわたる場合は、施術料金がアップするのがほとんどです。肉割れの跡が目立つ部分だけを炭酸ガスで治療して、
その他は保湿ケアなどで目立たなくするなど、費用と期間を念頭において検討することが大事です。

また、病院やクリニックによって、施術の実績数や技術にも違いがありますので、事前にリサーチした上で、通うところを決めましょう。